芸術の秋♡下北沢本多劇場「いのち知らず」観劇してきました!

BIYORI

歌舞伎は4年前くらいから定期的に観にいっていたんですが、今回舞台というものを初めて観にいきました!ホント思い立って公演の1週間前にチケットゲットしました!


下北沢 本多劇場 『いのち知らず』

岩松了さんの新作。
勝地涼さん、中野太賀さん、新名基浩さん、光石研さん、そして岩松了さんの5人芝居。

親友のロク(勝地涼さん)とシド(中野太賀さん)。
2人の夢を叶えるためにある施設の門番の仕事を始めたが、その施設にはある怪しげな噂があり2人の親友関係が徐々に変わっていく…。職場の先輩モリオ(光石研さん)、モリオの紹介で現れたトンビ(新名基浩さん)、施設の所長の部下安西(岩松了さん)の存在が2人の間に亀裂をもたらしていき…。(パンフレットより抜粋)

という岩松さんワールド全開の作品。
俳優さんの顔しか知らなかったんですけど、劇作家、演出家もされていることを今回初めて知りました。
岩松了さんといえば、私は真っ先に『時効警察』が思い浮かぶんですけど、あの課長のコミカルな感じとたまにわけのわからないことを言ったりするキャラクターのまんまの作品!という感じがしました。
岩松さんって独特の雰囲気のある役者さんだなって思っていて『シリアスなんだけどコミカル』という相反するものを併せ持った雰囲気が大好きです。

岩松さんの作品は結構難解なものも多く、理解するのに時間がかかる作品が多いのだそうです。
今回の作品も私には結構難しく感じました。
はじまる前にパンフレットを購入して読んでいたので、何を表現したいのかということはざっくりですが理解はしていたつもりです。それでも難しかったー。きっと1回だけじゃなかなか理解できないかも。
実際見終わった最初の感想は「もう1度見たい!」でした。
2回目は全然違った作品に見えるかも。
3回、4回と回数を重ねるごとに見え方が変わっていきそうで味わい深い作品だなと。

でも決して「理解できない=つまらない」なんてことはなく2時間あっという間だったんですよね。
ベースは暗いネガティブな思いなんですけど、笑えるシーンもあったり。
ちょっとシュールな笑いがまさに、岩松了さんワールドだなと思いました。

あとは普段テレビで拝見している俳優さんの演技を生で見れたのはシンプルに感動しました。
みんな演技上手い!(失礼www)
私がよく見ている歌舞伎やミュージカルってれぞれ独特のセリフの言い方じゃないですか。
それがナチュラルなお芝居で、同じ「舞台」でも全然違うんだなと。
プロの役者さんの芝居にシンプルに感動しました。

※パンフレットに岩松了さんのインタビューと出演者4人のインタビューがのっているんですけど、面白い。帰りの電車で読んで笑っちゃいましたww
これから観るという方は、パンフレットおススメです!
お値段は1,000円でした♡

本多劇場は、下北沢駅から歩いて5分。
道に迷うかなーと思ったんですけど、サイトに写真付きで案内が載っていてすんごくわかりやすかったので迷うことなくすんなりたどり着けました♡

劇場は400人弱くらいのキャパ。
私の席はN列の22番で結構後ろの席だったんですけど、すごく近くに感じましたよ!肉眼でも俳優さんたちの顔がわかるくらい。
舞台を見るにはちょうどいい大きさ。

本多劇場の雰囲気がまたよくって、初めてなのになんか懐かしい感じがしました。
あの雰囲気だけでも癒されるというか、それっぽい人になれるというかwww
完全に雰囲気に酔ってましたwwww

初めての舞台観劇。
すごくよかったです!
絵を描くことの刺激ももらいました。
やっぱり外に出て刺激を受けることって大切。
また是非観に行きたいと思います!!!


 

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